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2011年08月 アーカイブ

2011年08月06日

穂苅貞雄写真展「槍をめぐりて」

 北アルプス槍ケ岳(3180メートル)を半世紀にわたり撮り続けている槍ケ岳山荘会長の穂苅貞雄さん=松本市県=の写真展。穂苅さんは写真集の出版時には東京などで写真展を開いてきたが、地元開催は初めて。「もう年なので今後は難しい。最後は地元で開きたいとずっと思っていた」と話している。
 槍ケ岳は、父の三寿雄さんが建てた大槍小屋を訪れた7歳の時に初めて登った。1954(昭和29)年に山頂直下の肩の小屋(現槍ケ岳山荘)で働き始め、その翌年から、写真家でもあった父の仲間の影響で写真を始めた。
 以来、子どものころから親しんだ槍ケ岳の撮影がライフワークとなった。厳冬期の燕岳(2763メートル)に登り、朝日に照らされる一瞬を待ったり、深夜に登った近くの山から星空に浮かぶ姿を撮影したり。ヘリコプターから空撮したこともあるが、「楽をして撮ると心が入らない」と自分の足で登ることにこだわり続けた。
 険しい穂高連峰に連なり、先のとがった山頂がひときわ目立つ槍ケ岳は「孤高の山」だと表現する。10年ほど前から体力的に登ることが難しくなったが、今も望遠レンズを抱え、松本市郊外から、夕日に映える山頂や満月と重なった姿などを狙い続けている。写真展開幕の前日も撮りに出掛けたといい「生きている限り、ずっと槍を撮り続けたい」と話している。

2011年08月19日

大津茂巳写真展「Travel at Time 時を止めた昭和の街『ニッチツ鉱山村』」

埼玉県秩父市にある「ニッチツ鉱山村」。かつて良質な鉄や亜鉛を産出していたこの村は、昭和40年代をピークに人々が去っていきましたが、現在も往時の面影を残しています。時を止めたかのように変化をやめた村の光景を、日本を見つめ直す作品を発表する写真家、大津茂巳氏が3年をかけて撮影。人がいなくなった空間に流れるゆっくりとした時間を写し取っています。(キヤノンギャラリーHPより)

2011年08月22日

黛宏明写真展「奥信濃 田舎の風景を旅して」

長野県北東部、千曲川が信濃川へと名前を変えるところを奥信濃という。
雪解けとともに春の花が咲き、千曲川が作った平地では田植えが始まる。広々とした空に残雪の妙高が輝いている。周囲の山々には今も数多くの棚田があり、昔ながらの米作りが行われている。秋には稲の黄色と畔の緑のコントラストが美しい、まるで草紅葉のようだ。水田には、有名な高層湿原にも匹敵する美しさがある。
またここでは昔ながらの祭りが集落総出で行われている。大人から子供までの共同作業によって、伝統が伝えられていく。
しかし、日本の田舎は急速に変わろうとしている。この10年でいくつかの水田が終わり、継続が危ぶまれている祭りもある。
そこで、奥信濃の姿を見るために、カメラを持って通い続けた。(ごあいさつより)

2011年08月23日

NHK文化センター渡辺教室 手漉き和紙プリント写真展「四季光彩」

渡辺千昭さんが指導されているNHK文化センター写真教室の生徒さんによる写真展です。手漉き和紙へのプリントの効果をぜひご覧ください。

2011年08月25日

武本秀治写真展「東京湾大花火祭のメモリー」

10年以上前から竹芝のホテルから東京湾大華火祭の写真を撮ってきました。
今年は東京湾華火は中止になりました。
そこでこの写真展を機会に、今までに撮った東京湾華火の写真を私のメモリーとしてまとめてみました。
東日本大震災は人々の人生観も変えるような出来事でした。
この写真展も鎮魂の祈り、災害復興の祈念、原発事故鎮静化の願いなどをこめた花火としてご覧いただけると幸いです。(ごあいさつより)


2011年08月29日

穂苅貞雄写真展「槍をめぐりて」

 北アルプス槍ケ岳(3180メートル)を半世紀にわたり撮り続けている槍ケ岳山荘会長の穂苅貞雄さん=松本市県=の写真展。穂苅さんは写真集の出版時には東京などで写真展を開いてきたが、地元開催は初めて。「もう年なので今後は難しい。最後は地元で開きたいとずっと思っていた」と話している。
 槍ケ岳は、父の三寿雄さんが建てた大槍小屋を訪れた7歳の時に初めて登った。1954(昭和29)年に山頂直下の肩の小屋(現槍ケ岳山荘)で働き始め、その翌年から、写真家でもあった父の仲間の影響で写真を始めた。
 以来、子どものころから親しんだ槍ケ岳の撮影がライフワークとなった。厳冬期の燕岳(2763メートル)に登り、朝日に照らされる一瞬を待ったり、深夜に登った近くの山から星空に浮かぶ姿を撮影したり。ヘリコプターから空撮したこともあるが、「楽をして撮ると心が入らない」と自分の足で登ることにこだわり続けた。
 険しい穂高連峰に連なり、先のとがった山頂がひときわ目立つ槍ケ岳は「孤高の山」だと表現する。10年ほど前から体力的に登ることが難しくなったが、今も望遠レンズを抱え、松本市郊外から、夕日に映える山頂や満月と重なった姿などを狙い続けている。写真展開幕の前日も撮りに出掛けたといい「生きている限り、ずっと槍を撮り続けたい」と話している。

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