「アウトレイジ」
「アウトレイジ」を観た。

北野映画が好きで、
新作をずっと待ち望んでいました。
全員「ワル」というふれこみでしたが、
ヤクザ映画なのでそれはあたり前で、
ストーリーは特別変わった物ではありませんでした。
面白かったのはヒーロー不在で
誰一人格好良く描いていないこと、
そして暴力描写が中途半端でないところ、
エンターテイメントとして面白い映画でした。
木元竜
「アウトレイジ」を観た。

北野映画が好きで、
新作をずっと待ち望んでいました。
全員「ワル」というふれこみでしたが、
ヤクザ映画なのでそれはあたり前で、
ストーリーは特別変わった物ではありませんでした。
面白かったのはヒーロー不在で
誰一人格好良く描いていないこと、
そして暴力描写が中途半端でないところ、
エンターテイメントとして面白い映画でした。
木元竜
下北沢・本多劇場で阿佐ヶ谷スパイダースの
「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」を観てきました。

阿佐ヶ谷スパイダースの公演を観るのは5回目くらいで
その印象は「確実な物語性を持った正統派」というものでした。
しかし、今回の作品は、不条理で難解な物語。
時計の秒針の音から物語は始まり、
主人公である「作家」は、自分の作品への酷評に
悩み、苦しみ、堕ちてゆきます。
時間と空間、幻想と現実が入り乱れ、
同じ空間で会話しているように見えて
実は時間軸が異なっていたり、
ひとつの物語を一度ぐしゃぐしゃに分解して
角度を変えて再構成したような、
パズルのような、絵画のキュビズムのような舞台でした。
実験的で難しいお芝居でしたが、
「面白かった」という実感もたしかにあり、
もう一度観てみたいと思うお芝居でした。
その時には、また違う感想・印象を持つと思います。
木元竜