木元竜

2010年03月02日

「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」

下北沢・本多劇場で阿佐ヶ谷スパイダースの
「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」を観てきました。


10030201.jpg


阿佐ヶ谷スパイダースの公演を観るのは5回目くらいで
その印象は「確実な物語性を持った正統派」というものでした。

しかし、今回の作品は、不条理で難解な物語。

時計の秒針の音から物語は始まり、
主人公である「作家」は、自分の作品への酷評に
悩み、苦しみ、堕ちてゆきます。

時間と空間、幻想と現実が入り乱れ、
同じ空間で会話しているように見えて
実は時間軸が異なっていたり、
ひとつの物語を一度ぐしゃぐしゃに分解して
角度を変えて再構成したような、
パズルのような、絵画のキュビズムのような舞台でした。

実験的で難しいお芝居でしたが、
「面白かった」という実感もたしかにあり、
もう一度観てみたいと思うお芝居でした。

その時には、また違う感想・印象を持つと思います。


木元竜

■検索

About 木元竜
「社員の広場」のカテゴリ「木元竜」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。新しいものから過去のものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは社員の広場です。

次のカテゴリは田中浩靖です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。