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2010年10月 アーカイブ

2010年10月01日

大森克己写真展「LOS ANGELES / ロス・アンヘレス」

この夏、その昔メキシコだったという街、
「LOS ANGELES / ロス・アンヘレス」を旅してきました。
目に見えない国境のようなものが強い光のあふれる街中にはり巡らされていて、
そこを越えるやいなやアメリカ大陸の古い記憶が
そこかしこに現れるのがはっきりとわかります。
街の名前でもある天使達に導かれながら「現在の向こう側」での
人やモノとの出会いが写真になりました。/大森克己
(HPより)

居木陽子・木村和子写真展「La mia Italia 〜私のイタリア〜」

二人の女性カメラマンがイタリアに滞在し、違った視点からとらえた街角の写真を
大小合わせて10数点展示します。 日本では売っていないイタリアのバッグ、アクセサリーなどの販売もします。
(ギャラリーHPより)

2010年10月06日

福島力写真展「顔を、する。」〜歌舞伎、その「役」を生きる者たち。〜

「福島力の写真」
力さんは、身体能力抜群のスポーツマンである。しかし、彼の写真への姿勢は
すこぶるスタティックスで、けして、能動的・行動的・挑戦的、といった、
スポーティーなものではない。むしろ、思考的と云えよう。
今回の「顔をする」、と云う氏の仕事は、名優達の桧舞台のビッグアートを
写したものではなく、むしろ、演者達の陰の真剣勝負の場に写真家が静かに
入り込んだ、秘め事のようなアートワークである。

たぶん、名優達は、派手なスタンドプレーの写真家達と異質な、謙虚な姿勢を
福島 力に見たのだと思う。
だから、名優達は、肌で語る、裸な自分を力さんに撮らせてくれたのだと思う。
「顔をする」というタイトルも的確にシンプルに、役者さん達の貴重な仕事、
ワークに対する意気込みを表現していて、見る者への理解を明快にしてくれている。
舞台以前の 美学の時間 とでも表現しておこう。
 
西宮 正明  記

(福島力 HPより)

2010年10月13日

ソフィア・ローレン 第22回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞記念写真展

1950年代から欧米の数多くの作品に主演し、映画界に大きな足跡を残してきた大女優、ソフィア・ローレン。アカデミー賞主演女優賞をはじめ数々の賞を受賞してきたローレンが、本年、第22回「高松宮殿下記念世界文化賞」演劇・映像部門を受賞するのを記念し、作品上映会と写真展を開催します。
(イタリア文化会館より)

2010年10月15日

赤瀬川原平写真展 散歩の収獲 + 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展

カメラは散歩の導火線だ。何か撮りたい、何か見つかるかもしれない、という小さな火に導かれて町を歩く。ウォーキングは脚の筋肉だけの話になるが、カメラがあると目が加わり、感受性がスイッチされる。

赤瀬川原平(ギャラリーHPより)

2010年10月20日

田中孝道写真展「ヘラクレイトスの森」

 ネガ・フィルムの経時変化から、被写体のイメージが刻々と変化していく過程がみてとれる。きわめて不可知領域の出来事といっていい。ここでは、「何がど んな様子で写っているか」というイメージの明証性がゆるやかに希薄になっていく。撮影によって得られた写像は、休みなく発生するノイズによってもう一枚の 写像、「別なる自然」を形成していくことになる。
 
 このことから、ひそかに思うのだが、この一連の運動系の奥には、全宇宙に作用をおよぼしている動態的なプログラムのひとつが、象嵌されているのではないか、と。
「移動・遷移」、「変化・変容」を制御しているメカニズムの古層につきあたった感覚をおぼえるのだが、きっとこれは、複雑系のまっただ中のできごとに違い ない。あるいは、存在全体に関わる「自明の理」なのか。ヘラクレイトスはこのことを『panta  rhei』と称した。
 田中孝道(ギャラリーHPより)

秋山庄太郎記念米沢市写真文化賞「第4回受賞作品展」

写真家故秋山庄太郎氏は、米沢市にアトリエ「山粧亭」を営み、吾妻山の素朴な風景など日本の故郷の情景を撮り続けました。「山粧というのは紅葉のことをいうのだが、字解きをしていくと、山形の米沢の庄太郎の家ということになる」と自身が説明する「山粧亭」には地元をはじめ多くの写真愛好家が集い、「このような楽しい交流ができるのも米沢の人たちの人情がいいせいだろう」といいながら、芋煮会などに相好を崩す秋山氏がその中心にいたことはいうまでもありません。
 秋山氏が愛してやまなかった米沢の風景や人情とは、都会を離れ心地よい郷愁に包まれる一服の清涼剤であったとともに、レンズがとらえるその奥には失いかけていた日本の心が映し出されていたのではなかったのでしょうか。その情景を心素直にレンズにとらえる秋山氏の作品は、まさに天賦が加わった抒情の作品といえるでしょう。このようにすばらしい作品を数多く遺された秋山氏との縁をわたしたち米沢市民は誇りに思い、これからも写真を通して心温まる日本の情景を見つめていきたいと願っています。(秋山庄太郎記念米沢市写真文化賞 HPより)

2010年10月26日

向後兼一写真展「世界と向き合うために」

特定のモチーフに単純な画像処理を施すという従来からの手法を敷衍しつつ、これまでよりも整理された印象のイメージは、その背後に、私たちが生きている世界におけるイメージの在り方そのものについての疑問を浮上させることになります。 (ギャラリーHPより)

2010年10月28日

gallery bauhaus 4周年記念特別展 「THE COLLECTION」

開設4周年を記念して、当ギャラリーの写真コレクションを一堂に会した写真展を開催致します。
作家自身の手による優れたオリジナル・プリントの魅力に触れて頂けることと存じます。
各作家の新作を含むカラー・モノクロ作品、あわせて約60点を展示。
(ギャラリーHPより)

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